2016年1月30日(土)
この日は東京は雨
もしくは雪が降るかもしれないと予報されていました。
たとえ雪が降ったとしても、イベントに遅刻するわけにはいかないと
雪で電車が止まった場合を考えて、早めに家を出た私ですが・・・。
おかげさまで、極寒ではあるものの雪も降らず
予定よりも一時間も早くに
イベントの会場となる、赤坂グラフィティ様に到着!
したはいいけれど・・・・
お店のシャッターが閉まっているという、絶望感ッ!
当日のイベントグッズを山盛りに持ってきているため
時間までどこか喫茶店でお茶でも~、なんてこともできず。
とりあえずシャッター前でスタッフさんが来るのを待つことに。
この時、すでに開場されるのを待って下さっている方たちと談笑しながら
暖をとっておりました(笑)
そんなこんなをしている内にお店の方がいらっしゃって、ぶじ会場入り!
その後しばらくして、続々と出演者様たちも入ってきて
お店の中も、にぎやかになってきて思う・・・
『(今度からは時間ピッタリに来よう・・・・・)』
鼻水をすすりながら、そう誓いました。
さて、そんな感じでのっけから失敗した感じで始まった一日でしたが
イベントは非常に楽しいものでした!
まず最初のイベントは、ニコ生で放送中の『もえげーハンターG』より
ゲスト様は全員ラジオ番組をもつパーソナリティーなので
今までラジオをしていて大変だったこと、苦労した話などを伺って
みんなで笑い飛ばしたり(笑)
今までもえげーハンターGで作ってきた、数々の世にも珍しい食べ物をみんなで食べてトイレにかけこんだり、電気ショックにビリビリしたり(冷汗)
もともとパーソナリティーもしてらっしゃるゲスト様ばかりなので
どんな無理難題も笑いと悲鳴に変えて
私も出演者というより、ファンの一人として
最後までイベントを楽しむことができました♪
あらためてゲストにお越しくださった皆様
アニキに召喚されてステージにあげられたRyujiさんやマナたん
本当にご愁傷様&ありがとうございました!
トークが終わったら、自由時間!
物販はもちろんのこと
ゲテな食べ物に青ざめた顔で会場を徘徊する出演者たちと、ファンの皆様との交流のお時間です!
この時、物販コーナーの横に
スタッフBさんからご来場者様への素敵な贈り物も設置されました。
その贈り物とは、『ほしラジ』の番組生放送中に
アニキをトイレにダッシュさせた、あの
ノニジュース と
かつて『もえげーハンターG』でも
何度ども、文字どおり『苦湯』を飲まされた
苦丁茶注意:どちらも健康飲料です。
こちらのドリンクを、ご希望者様は自由に試飲できるようになっていて
ご来場者様の健康を思う、心憎いスタッフB様の演出ですね!
みんなが『ぐげぇぇ!!』と叫ぶ様をニヤニヤと鑑賞したり
中にはどちらもいける口の方もいらっしゃって、慄いたりしつつ
私はその隣で、自分の持ってきたグッズたちを販売させて頂いておりました♪
Tシャツや、この日限定のCDをメイングッズに置いて
当日まで内緒にして、せっせと折り紙を折って、お家で用意してきたバレンタインチョコを、ご購入いただいた皆様にお渡ししたりしてました。
このバレンタインチョコ
じつはご購入者さまが引く、スペシャルクジに仕込ませて頂きました!
折り紙を折って組み立てた三角錐の小箱。
よくみると、端っこにリボン(紐)がちょこっと出てて
これを引っ張ると、箱が割れて
中からバレンタインチョコが出てくる仕掛け
心憎い演出でしょ(//∇//)
・・・・・・のはずが
『紐ひっぱっても箱がわれない・・・だと!!?』どうやら箱の蓋を仮止めするために貼ったシールが
想像していた以上に貼り付いてしまって・・・
結局、紐だけひっぱってもらって
シールを手で破って、蓋を開けるということになりました(汗)
でも、少しでも
クジを引いて、中からチョコと当選番号が出てくるドキドキ感を
楽しんで頂けたなら幸いです。
皆さんとのお話では
就職活動してた方が就職したという、嬉しいご報告を頂いたり♪
私が制作にも関わらせて頂いた『
吸血姫のリブラ 』や
『
なまいきJ●を いいなり優等生にする催眠』の感想をお伺いすることができたりと。始終笑いと笑顔が尽きない
『もえげーハンターG☆クックDEバッドな春のバン祭り』でした☆
そして、少しの休憩時間を挟んで
すぐ、次のイベント
『UTA CAFE - a cup of music - vol.04 』のリハーサルです!
UTA CAFE ライブはアコースティックライブで
のんびりまったりと音楽を愉しんでもらうライブのため
楽器隊の皆様も到着して、演奏ありきのリハが始まりました。
じつは新堂、このアコースティックライブで演奏するための曲データをお渡しする〆切を破ってしまったため、今回のライブではカラオケパートでの参加のみ。
アコースティックでのびやかに歌う出演者の皆様のリハーサルを
指をくわえて見ながら、壁に「の」の字を描きまくりました。
〆切厳守!!
これ絶対ッ!!
そんなこんなでやって参りました、待ちに待ったライブのお時間です!
ごめんなさい・・・・
もしかしたら、この先の日記、ちょっとしめっぽいお話になるかもですが
よろしければ最後までお付き合いください。
さて、あらためてライブの感想です。
私はカラオケパートでの出演だったため、二番手でした。
せっかく好きな歌をご自由にどうぞ! とおっしゃって頂いたので
ライブやイベント活動をメインに動いていた時には、なかなか歌えなかった曲を中心に、合計5曲、歌わせて頂きました。
ほとんどがライブで歌うのが初めてだったり
歌ったことがあるとしても、イベントで一回歌ったきりだったりと
なかなか皆さんに聞いて頂ける、日の目を見れない曲たちだったので
今回その子たちを、皆さんに聞いて頂ける機会を頂戴できて
とても嬉しかったです!
まず最初に、
Arianrhod様の『
夢みる月のルナルティア 』より
主題歌の『ようこそ☆ルナルティアへ』と
エンディング曲の『いにしえのGEOFU』を歌わせて頂きました。
主題歌の『ようこそ☆ルナルティアへ』は、ライブで歌うのは初めてです!
『いにしえのGEOFU』は、以前にドリームパーティという美少女ゲームイベントのステージで一回だけ歌ったことがあります。
その時は、二人で歌ったんだけど。
今回は一人きりでの歌唱ということで
二人で歌った時とはまた違った雰囲気の曲になったんじゃないでしょうか?
主題歌では錬金術をテーマに
エンディング曲ではルーン語を多量に含んだ、ノスタルジックな曲で
どちらも違った意味で味のある、ファンタジーテイストの曲たちです♪
3曲目は、
しとろんソフト様より
『
妹スマイル』の主題歌『Yes,You can make it!』を歌わせて頂きました。
「You can make it」=「君ならできる!」
この曲は、作詞も新堂がさせて頂いてるのですが。
聞いてくれたみんなを、そっと応援できるような
いつまでも横に寄り添っていられる
そんな応援ソングにしたくて、切なく優しい旋律に
あえて「Yes,You can make it!」と、力強い言葉を添えさせて頂いた思い出があります。
ライブが終わった後に
『この曲、大好きなんです! 聴けて嬉しかったです!』と声をかけてくださる方もいらっしゃって
こういう言葉を聞けると
『ああ、今日この曲を歌えてよかった!』って心から、そう思えます。
聞いてくれて本当にありがとうございます!
そしてお次は
ソロパートではラストになります。
onomatope*様の『
俺と5人の嫁さんがラブラブなのは、未来からきた赤ちゃんのおかげに違いない!?』より
演じさせて頂いた日向エンディング曲
『おかえりのうた』を歌わせて頂きました。
この曲は・・・・・・
もう、なんていうか・・・・・
作詞をしている時から、歌詞にこめる想いが強すぎて
明るく楽しい曲のはずなのに、泣きながら作詞した曲になります。
歌詞自体は、本作品の日向ルートのストーリーに沿って
メイド喫茶を経営する日向が、メイド喫茶を自分の家として
お客様や、主人公や家族を迎える時の心情をつづったエンディングを
「おかえり」「ただいま」と声を掛け合う、楽しく明るい歌詞になっているんです・・・・けど。
だけど・・・・。
メイド喫茶をしている日向にとって、かけがえのない
『帰りたい場所』はメイド喫茶でした。
それじゃ、私にとっての『帰りたい場所』
この曲を聴いてもらえる『歌うべき場所』は?
作詞してる時から気づいてました。
それは、今の私には・・・・
正確には、作詞をしていた頃の私には、すでにない場所・・・
ステージなんだって。
後輩たちに譲った、かつて自分も立っていた場所。
そこで一緒に笑って泣いて、ステージを作りあげてきたファンのみんなは
ファンである以上に、私のかけがえのない親友であり、家族でした。
帰りたくても帰れない場所・・・・
だから、帰りたい。帰れたらいいな。
そんなことを思って、泣きながら作詞をしました。
歌詞に強く想いをこめすぎて
ライブではみんなの前で、歌いきる自信が全くなかったので
逆にステージに立ってライブする機会がなくて良かったのかもしれない。
そんな風に自分に納得させてました。
でも2014年末にあったイベントやライブで
みんなと触れ合うことの大切さに改めて気づかせてもらって
去年一年間の考える期間をもらって。
そして、それを叶えるチャンスをもらえた UTA CAFE ライブ。
ギリギリまで歌うかどうしようか悩んで、悩んで、悩みまくって
それでも、どうしても、この曲をみんなに聴いて欲しいと思って
今回のセットリストに加えることにしました。
作詞をしていた時
そして、セットリストに悩んでいた時は、正直
1番のサビにある『おかえり』『ただいま』の部分で
再びステージに帰ってこれた喜びに泣いてしまうんじゃないかと思ってました。
だけど、実際に声に出して歌った時
私の心の琴線に触れたのは、1番じゃなくて2番の
『ありがとう』『好きだよ』の部分・・・・。
とめどなく涙が出て
歌が歌えなくなるほど、言葉が出せないほど胸がつまって
・・・・思い知る。
私がこの曲で一番伝えたかったのは
ステージに『帰りたい』という気持ちなんかじゃなくて
ステージに立っていた時
自分が声優として、タレントとしてイベントに立たせて頂いていた時
みんなに触れ合えた時に、いつも抱いていた気持ち。
みんなへの
『ありがとう』という感謝の気持ち。
みんなが
『大好き』だという想い。
昔も今も、伝えたいことは変わってなくて・・・・。
そんな自分に気づかせてもらえました。
私にとってステージというのは、魔法のかかった素敵な空間です。
見栄とか、不信感とか、なにもかも剥ぎとって
素直な、まっさらな自分に帰れる場所・・・。
人間関係に疲れて、誰かと触れ合うのが恐くて、普段距離をとりたがる私が
応援してくれるファンのみんなへ、想いを伝えたくて
勇気をだして踏み出す場所・・・。
みんなを、一番近くに感じることができる場所・・・。
そんな大切な場所を、自ら降りた私だから
みんなへ抱く想いが強すぎて
ライブでみんなの前で歌った時、感極まりすぎて歌詞が言葉にならなかったらどうしよう・・・・!
って、すごく不安なまま当日を迎えて。
一部のトークイベントで、いっぱい笑ったし、おどけたし
泣かない! って、強く自分に言い聞かせたし!
歌詞はちゃんと声に出して、歌としてみんなに届けなくちゃ
伝えたいことも伝わらないんだから!
大丈夫! 絶対に泣かない!!
そう思ってました。
結局、やっぱり泣いてしまったわけですが・・・・・・(滝汗)
当然、みんなはこんな私の胸の内を知るよしもなく。
ライブ中に急に泣き出して、声をつまらせて歌えなくなる新堂を見て
驚いた方や、「新堂、死んでしまうん?」と不安に思った方も
たくさんいらっしゃると思います。
ライブ中に歌を止めるなんて、プロとしての意識が低いんじゃないか!
と、お怒りを覚えた方もいらっしゃるかと思います。
おっしゃる通りです。
本当に・・・・、本当に申し訳ありませんでした!
でも・・・再び、ステージに立てたこと。
出発地点に帰れたこと。
みんなへの想いをつづった『おかえりのうた』を
みんなに聞いてもらえたこと。
そのチャンスを頂いたことに
深く、深く感謝しております!
『ありがとう』『好きだよ』たったそれだけなのに
言葉がつまるほど、胸をしめつける言葉。
『ありがとう』『好きだよ』たったそれだけが
これからも、私がみんなに伝えていきたい想い。
みんなに満足してもらえるライブが出来るようになるまでには
まだまだリハビリが必要かもしれませんが
だけど、これからもライブに立たせて頂ける機会が頂戴できるなら・・・・
みんなに、この想いを伝えていく努力をし続けていきたいと思います。
そしてラストに歌った『THE ANNUNCIATiON』では
もえげーハンターGメンバーのとあぷーと二人で歌いきりました。
この曲は二人がハモる部分が多い曲なんだけど
今回は二人で練習する期間が全然なかったのが残念><。
今度ライブで歌う機会があったら、その時は
もっと前から二人で練習して、さらに熱いライブを
みんなにお届けできるように頑張りたいと思います!
あらためて・・・・。
『もえげーハンターG☆クックDEバッドな春のバン祭り』『UTA CAFE - a cup of music - vol.04 』お越しくださった、全ての皆様。
イベントを支えてくださったスタッフの皆様。
会場を貸してくださった、赤坂グラフィティの皆様。
皆様のおかげで、いつまでも心に残る、大切な一日になりました!
心から感謝いたします。
本当に・・・・
『ありがとう』
『大好きだよ』