どのくらい好きかと言うと・・・。
誰かと本屋に行ってはぐれてしまった時、みんながみんな「絵本売場」に私を探しに来るくらい好きです。
って、どんなだよっ! って感じだよね。
私、ほんとうに絵本が好きで、絵本を立読みしてると・・・ついつい時間とかを忘れてしまうのですよ。なので家族とか友達とか、私が見当たらないと思うと「絵本売場」のコーナーに探しに来て、そこで必死に立読みしている私を発見するという・・・。
いつから絵本がこんなに好きになったのかは分からないけど・・・たぶん子供の頃よりも、確実に現在の方が絵本好き。
特に好きなのは、外国の絵本を翻訳して日本語に和訳して発売されている絵本。絵本というからには、やはり一ページ、一ページに描かれている挿絵も素敵なんだけど。それよりも、たった数ページの間で織り成されている物語の素晴らしさに、本当に心惹かれています。
子供の頃は、ただ絵本の挿絵がキレイだとしか認識していなかったように思える。
それに、絵本に書かれている「こんな事って素敵だよね!」っていう内容が、当時の私には分かっていなかったように思える。
それは、きっと自分の身近にある物すべてが真新しくて、素敵なことだから、それを与えられている事の「ありがたさ」とか「大切さ」「嬉しさ」とかが当たり前だったんだと思う。まだ子供だったんだなぁ~、いま、この時間を生きるのに一生懸命すぎたんだと思う。
でも、わたしもその頃に比べるとだいぶ大人になったと思うのね。
自分のことを嫌いになっちゃうくらい、汚い自分を見てしまったり、人を傷つけてしまうこともたくさんあった。キレイな物だけを見ては生きてこられなかったから・・・。
だから今、物とか気持ちとか・・・「キレイなモノ」に触れられることの大切さも、すごく分かっているつもり。
絵本は、「何に感動すればいいのか」「何を大切にすればいいのか」。
感覚が鈍く澱んでしまった私に、その気持ちを指し示してくれる礎だと思うのです。
キレイな絵。
「素敵な何か」をわたしと一緒に探してくれる主人公達。
そんな絵本がすごく大好きだから、これからもきっと絵本に夢を追い求めると思う。
わたしが絵本売場から卒業できるのは・・・・・。
きっと、まだまだ先の未来かもしれない。
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